2020年新食品添加物登録申請状況のまとめ

2020年全年、中国国家衛生健康委員会(NHC)は「三新食品」(新規食品原材料、新規食品添加物、新規食品接触物質)の形式で総計3件の公告(2020年第42020年第62020年第8)を公表し、新規食品原材料、新規食品添加物及び新規食品接触物質を含み、総計78件の登録申請を認可しました。中に、新規食品添加物(使用範囲拡大の申請を含む)は総計30件があります。

また、中国国家衛生健康委員会(NHC) 及び中国国家食品安全リスク評価中心(CFSA)のウェブサイト情報によりますと、2020年全年、中国国家衛生健康委員会(NHC)は総計73件の新規食品添加物登録申請を受理し、総計27件の新規食品添加物(使用範囲拡大の申請を含む)意見募集稿を公表しました。

CIRS2020年中国新規食品添加物の受理状況及び審査認可状況をまとめて紹介いたします。

1. 2020年に登録申請を受理した新規食品添加物(73件)

2020年全年、中国国家衛生健康委員会(NHC)は総計73件の新規食品添加物登録申請(使用範囲拡大の申請を含む)を受理しました。全ての受理番号は「食添新申字」の形式で示しますので、中国国産か輸入製品か区別できません。

中に、数多くの登録申請は既にCFSAの技術審査を通過し、現時点は社会意見募集中です。また、2020年に正式に認可された登録申請もあります。

NO.

受理時間

受理番号

名称

1

202012

食添新申字(2020)0001

フラクトオリゴ糖

2

202019

食添新申字(2020)0002

ソルビン酸カリウム

3

2020113

食添新申字(2020)0003

6S-5-メチルテトラヒドロ葉酸カルシウム

4

2020113

食添新申字(2020)0004

マルチトール

5

2020120

食添新申字(2020)0005

アルギン酸ナトリウム

6

2020312

食添新申字(2020)0006

Β-アミラーゼ

7

2020316

食添新申字(2020)0007

キシラナーゼ

8

2020324

食添新申字(2020)0008

タマリンド多糖類ガム

9

2020324

食添新申字(2020)0009

タマリンド多糖類ガム

10

2020326

食添新申字(2020)0010

紅麹紅

11

202043

食添新申字(2020)0011

ペクチンエステラーゼ

12

202049

食添新申字(2020)0012

クエン酸

13

2020416

食添新申字(2020)0013

二炭酸ジメチル

14

2020416

食添新申字(2020)0014

ポリガラクチュロナーゼ

15

2020428

食添新申字(2020)0015

二炭酸ジメチル

16

2020429

食添新申字(2020)0016

ガティガム

17

2020430

食添新申字(2020)0017

α-アミラーゼ

18

2020430

食添新申字(2020)0018

二酸化ケイ素

19

2020430

食添新申字(2020)0019

プロテアーゼ

20

2020430

食添新申字(2020)0020

デアミナーゼ

21

202057

食添新申字(2020)0021

エチルセルロース

22

202057

食添新申字(2020)0022

ソルビン酸カリウム

23

202058

食添新申字(2020)0023

プロテアーゼ

24

202059

食添新申字(2020)0024

ポリアスパラギン酸カリウム

25

2020526

食添新申字(2020)0025

キシラナーゼ

26

2020526

食添新申字(2020)0026

ラクターゼ

27

2020526

食添新申字(2020)0027

β-グリコシルトランスフェラーゼ

28

2020528

食添新申字(2020)0028

ナイシン

29

202063

食添新申字(2020)0029

ナイシン

30

2020611

食添新申字(2020)0030

スクラロース

31

2020616

食添新申字(2020)0031

ソーマチン

32

2020616

食添新申字(2020)0032

リン酸(湿法)

33

2020616

食添新申字(2020)0033

リン酸(湿法)

34

2020616

食添新申字(2020)0034

δ‐ステアロラクトン

35

2020619

食添新申字(2020)0035

γ-ステアロラクトン

36

2020622

食添新申字(2020)0036

タマリンド多糖類ガム

37

2020622

食添新申字(2020)0037

タマリンド多糖類ガム

38

2020622

食添新申字(2020)0038

タマリンド多糖類ガム

39

2020717

食添新申字(2020)0039

ポリアクリルアミド

40

2020721

食添新申字(2020)0040

セレン化カラギーナン

41

2020721

食添新申字(2020)0041

ホスホリパーゼC

42

2020721

食添新申字(2020)0042

ホスホイノシチドホスホリパーゼC

43

202084

食添新申字(2020)0043

4-α-グルカノトランスフェラーゼ

44

202085

食添新申字(2020)0044

トマト紅

45

202086

食添新申字(2020)0045

ブタン

46

2020817

食添新申字(2020)0046

カードラン

47

2020820

食添新申字(2020)0047

フィターゼ

48

2020820

食添新申字(2020)0048

ホスファチジルイノシトール特異性ホスホリパーゼCC

49

2020826

食添新申字(2020)0049

ヌクレオチド

50

2020827

食添新申字(2020)0050

リパーゼ

51

2020831

食添新申字(2020)0051

6S-5-メチルテトラヒドロ葉酸カルシウム

52

2020831

食添新申字(2020)0052

リン酸水素二ナトリウム

53

202093

食添新申字(2020)0053

二酸化ケイ素

54

202093

食添新申字(2020)0054

プロテアーゼ

55

202093

食添新申字(2020)0055

α-アミラーゼ

56

202093

食添新申字(2020)0056

α-アミラーゼ

57

2020911

食添新申字(2020)0057

塩化マグネシウム

58

20201022

食添新申字(2020)0058

ショ糖脂肪酸エステル

59

20201022

食添新申字(2020)0059

ショ糖脂肪酸エステル

60

20201023

食添新申字(2020)0060

カードラン

61

20201022

食添新申字(2020)0061

亜酸化窒素

62

20201026

食添新申字(2020)0062

紅麹紅

63

20201026

食添新申字(2020)0063

紅麹黄色素

64

2020112

食添新申字(2020)0064

キシラナーゼ

65

2020112

食添新申字(2020)0065

マルトジェニックアミラーゼ

66

2020112

食添新申字(2020)0066

ショ糖脂肪酸エステル

67

20201110

食添新申字(2020)0067

ε-ポリリジン塩酸塩

68

20201110

食添新申字(2020)0068

グルコースオキシダーゼ

69

20201116

食添新申字(2020)0069

セルロース

70

20201124

食添新申字(2020)0070

ホワイトオイル(液体パラフィン)

71

20201124

食添新申字(2020)0071

プロピオン酸カルシウム

72

2020121

食添新申字(2020)0072

イノシトール

73

20201214

食添新申字(2020)0073

キャラメル色(普通法)

2. 2020年に技術審査を通過して社会意見募集を開始した新規食品添加物(27件)

2020年全年、CFSAの技術審査を通過し、社会意見募集を開始した新規食品添加物は総計27件があります。中に、新規食品栄養強化剤は1件あり、食品工業用加工助剤は1件あり、食品工業用酵素製剤は7件あり、使用範囲拡大の食品添加物は18件(中に、栄養強化剤は2件、食品工業用加工助剤は4件)あります。中に、220日に社会意見募集を開始した全ての申請は、既に814日に正式に認可されました。

1) 社会意見募集を開始した新規食品栄養強化剤(1件)

食品分類番号

食品名称

使用制限量(g/kg

認可状況(2020年年末まで)

ビタミンK2(合成法)

01.03.02

調製粉乳(児童用調製粉乳のみ)

420 μg/kg~750 μg/kg

202061に社会意見募集を開始した

調製粉乳(妊婦、産婦用調製乳のみ)

340 μg/kg~680 μg/kg

2) 社会意見募集を開始した新規食品工業用加工助剤(1件)

機能

使用範囲

認可状況(2020年年末まで)

亜酸化窒素

推進剤

起泡剤

  • 01.05 クリーム(ライトクリーム)及びその類似品の加工工程
  • 02.02 水油状脂肪乳化製品(植物性ミルクのみ)の加工工程
  • 02.02 類以外の脂肪乳化製品、ミックス及び(或は)調味される脂肪乳化製品(植物性クリームのみ)の加工工程

202061に社会意見募集を開始し

3) 社会意見募集を開始した新規食品工業用酵素製剤7件)

NO.

名称

由来

ドナ

認可状況(2020年年末まで)

1

タンパク質グルタミナーゼ

Protein glutaminase

クリセオバクテリウムプロテオリティカム

Chryseobacterium proteolyticum

2020220に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

2

β-アミラーゼ

β-amylase

バシラスリケニフォルミス

Bacillus licheniformis

バチルスレクス

Bacillus flexus

2020713に社会意見募集を開始した

3

α-アミラーゼ

α-amylase

バシラスリケニフォルミス

Bacillus licheniformis

サイトファガ菌

Cytophaga sp.

2020927に社会意見募集を開始した

4

ラクターゼ

Lactase

バチルスサブティリス

Bacillus subtilis

ビフィドバクテリウムビフィダム

Bifidobacterium bifidum

2020927に社会意見募集を開始した

5

プロテアーゼ

Protease

バチルスサブティリス

Bacillus subtilis

サームスエクアティカス

Thermus Aquaticus

20201112に社会意見募集を開始した

6

プロテアーゼ

Protease

バチルスサブティリス

Bacillus subtilis

バシラスアミロリケファシエンス

Bacillus amyloliquefaciens

20201225に社会意見募集を開始した

7

ホスホイノシチドホスホリパーゼC

Phosphoinositide phospholipase C

シュードモナスフルオレッセンス

Pseudomonas fluorescens

土から分離されるホスホイノシチドホスホリパーゼC遺伝子をエンコーディングする微生物

20201225に社会意見募集を開始した

食品工業用酵素製剤の品質規格要求は「GB1886.174 食品安全国家標準食品添加剤食品工業用酵素剤」の規定に合致しなければなりません。

4) 社会意見募集を開始した使用範囲拡大の食品添加物(18件)

NO.

名称

食品分類番号

食品名称

大使用量(g/kg

認可状況(2020年年末まで)

1

dl-酒石酸

酸味料

04.02.02.03

野菜漬け

3.0(酒石酸の量で計算する)

2020220に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

06.05.02.01

ヌードル、ヴェルミチェッリ

2.0(酒石酸の量で計算する)

2

硫酸マンガン

食品工業用加工助剤(発酵用栄養物質)

発酵工程

2020220に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

3

6S-5-メチルテトラヒドロ葉酸カルシウム

栄養強化剤

01.01.03

調製乳(妊婦、産婦用調製乳のみ)

使用量は「GB 14880 - 2012 食品安全国家標準 食品栄養強化剤使用標準」中の「葉酸」に関する要求に合致しなければならない

2020220に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

01.03.02

調製粉乳(児童用調製粉乳のみ)

調製粉乳(妊婦、産婦用調製粉乳のみ)

06.06

即食穀物(砕いたオーツ麦は含む)

14.02.03

フルーツ、野菜の汁(果肉)飲料(発酵型製品は含む)

13.03

特殊医学用途調製食品(食品分類番号13.01中の食品は除外する)

「葉酸」の由来とする。使用量は「GB 29922 2013 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」中の「葉酸」に関する要求に合致しなければならない

4

アルギン酸ナトリウム

安定剤

凝固剤

13.05

その他の特殊膳食用食品(1-10歳の特殊医学用途調整食品中のアミノ酸代謝異常調整食品に限り)

1.01-3歳の対象者に適用される製品)

202061に社会意見募集を開始した

製造必要から、適量使用(4-10歳の対象者に適用される製品)

5

紅麹紅色素

着色剤

04.04.01.05

新型大豆製品(大豆タンパク及びその膨化食品、大豆素肉など)

製造必要から、適量使用

202061に社会意見募集を開始した

20201111に正式に認可された

6

クエン酸

酸味料

04.02.01.03

皮剥ぎ、角切り、糸切りの野菜

製造必要から、適量使用

202061に社会意見募集を開始した

20201111に正式に認可された

7

スクラロース

甘味料

08.03.05

肉の腸詰め類

0.35

202061に社会意見募集を開始した

20201111に正式に認可された

8

ポリリン酸ナトリウム

食品工業用加工助剤(キレート化剤)

乳糖加工工程(残留量は0.2g/kg

202061に社会意見募集を開始した

20201111に正式に認可された

9

ガティガム

乳化剤

13.05

その他の特殊膳食用食品(10歳以上の対象者に適用される特殊医学用途調整食品に限り)

3.0

2020713に社会意見募集を開始した

10

二酸化ケイ素

固結防止剤

04.04.01.05

新型大豆製品(大豆タンパク及びその膨化食品、大豆素肉など)

(豆腐花粉のみ)

15.0

2020927に社会意見募集を開始した

11

アルギン酸ナトリウム

安定剤

13.05

その他の特殊膳食用食品(13ヶ月齢 - 10歳の特殊医学用途調整食品中のアミノ酸代謝異常調整食品に限り)

1.0

13ヶ月齢 -36ヶ月齢の対象者に適用される製品)

2020927に社会意見募集を開始した

製造必要から、適量使用

37ヶ月齢 - 10歳の対象者に適用される製品)

12

カードラン

増粘剤

06.05.02.04

粉圓(タピオカボール)

製造必要から、適量使用

2020927に社会意見募集を開始した

16.07

その他(コンニャクゲル製品のみ)

13

増粘剤

04.01.02.05

ジャム

5

2020927に社会意見募集を開始した

04.01.02.08.05

果物ケーキ類

20

14.02.03

フルーツ、野菜の汁(果肉)類飲料

3

(即飲状態で計算する。固体飲料は希釈倍数に基づいて使用量を換算する)

14

6S-5-メチルテトラヒドロ葉酸カルシウム

栄養強化剤

13.05

13.01~13.04以外のその他の特殊膳食用食品

(妊婦及び乳母の栄養補充食品、スポーツ栄養食品に限り)

使用量は「GB 31601-2015食品安全国家標準妊婦及び乳母の栄養補充食品」及び「GB 24154-2015食品安全国家標準運動栄養食品通則」中の「葉酸」に関する要求に合致しなければならない

2020927に社会意見募集を開始した

15

トマト紅色素

着色剤

05.02.02

ガムベースキャンデー以外のキャンデー

0.25

20201112に社会意見募集を開始した

12.10.02

半固体複合調味料

0.125

16

カードラン

増粘剤

04.01.02.05

ジャム

製造必要から、適量使用

20201112に社会意見募集を開始した

04.04.01.05

新型豆製品(大豆タンパク及びその膨化食品、大豆素肉)

17

ブタン

食品工業用加工助剤(推進剤)

ベーカリー食品用スプレーリリースオイルの加工工程

20201112に社会意見募集を開始した

18

リン酸(湿法)

食品工業用加工助剤(精製脱ガム、発酵用栄養物質)

油脂加工工程、発酵工程

20201112に社会意見募集を開始した

3. 2020年に認可された新規食品添加物(30件)

2020年全年、中国国家衛生健康委員会(NHC)は総計30件の新規食品添加物を認可しました。中に、新規食品添加剤は1件あり、新規食品工業用酵素製剤は14件あり、使用範囲拡大の食品栄養強化剤は2件あり、使用範囲拡大の食品添加物は10件あり、使用範囲拡大の食品工業用加工助剤は3件あります。

同一食品添加物の登録申請受理回数が多くて、しかも使用範囲などの受理情報が不明確である状況もありますので、認可された一部の製品の情報が漏れていることがあります。CIRSの統計によりますと、関連した状況は以下の通りです。

1) 認可された新規食品添加剤(1件)

食品分類番号

食品名称

大使用量(g/kg

受理、社会意見募集、認可公告(2020年年末まで)

ザンサンガム

増粘剤

安定剤

凝固剤

08.03.05

肉の腸詰め類

5.0

201646日に受理され、受理番号は「食添新申字(2016)0019号」とな

20181211に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

14.02.03

フルーツ、野菜の汁(果肉)類飲料

1.4(固体飲料は希釈倍数に基づいて換算する)

14.03.02

植物タンパク飲料

1.3(固体飲料は希釈倍数に基づいて換算する)

2) 認可された新規食品工業用酵素製剤(14件)

NO.

名称

由来

ドナ

受理、社会意見募集、認可公告(2020年年末まで)

1

アラビノフラノシダーゼ

Arabinofuranosidase

トリコデルマリーゼイ

Trichoderma reesei

Talaromyces pinophilus

2019312日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0018」となる

2019624に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

2

ポリガラクチュロナーゼ

Polygalacturonase

クロコウジカビ

Aspergillus niger

クロコウジカビ

Aspergillus niger

201941日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0026」となる

201989に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

3

ペクチンリアーゼ

Pectinlyase

クロコウジカビ

Aspergillus niger

クロコウジカビ

Aspergillus niger

2018919日に受理され、受理番号は「食添新申字(2018)0031」となる

2019624に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

4

マルトテトラオヒドロラーゼ

Maltotetraohydrolase

バシラスリケニフォルミス

Bacillus licheniformis

シュードモナススタッツェリ

Pseudomonas stutzeri

201883日に受理され、受理番号は「食添新申字(2018)0025」となる

201989に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

5

キシラナーゼ

Xylanase

トリコデルマリーゼイ

Trichoderma reesei

Talaromyces pinophilus

2019312日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0019」となる

2019624に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

6

α-グルコシダーゼ

Alpha-glucosidase

トリコデルマリーゼイ

Trichoderma reesei

クロコウジカビ

Aspergillus niger

201883日に受理され、受理番号は「食添新申字(2018)0022」となる

201989に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

7

ラクターゼ

Lactase

バシラスリケニフォルミス

Bacillus licheniformis

ビフィドバクテリウムビフィダム

Bifidobacterium bifidum

2019312日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0017」となる

2019624に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

8

カルボキシペプチダーゼ

Carboxypeptidase

クロコウジカビ

Aspergillus niger

クロコウジカビ

Aspergillus niger

201941日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0027」となる

201989に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

9

リパーゼ

Lipase

クロコウジカビ

Aspergillus niger

フザリウムカルモラム

Fusarium culmorum

2019312日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0014」となる

201989に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

10

α-アミラーゼ

Alpha-amylase

トリコデルマリーゼイ

Trichoderma reesei

アスペルギルスカワチ

Aspergillus kawachii

2019312日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0016」となる

20191015に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

11

プロテアーゼ

Protease

トリコデルマリーゼイ

Trichoderma reesei

トリコデルマリーゼイ

Trichoderma reesei

201883日に受理され、受理番号は「食添新申字(2018)0023」となる

20191015に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

12

グルコースイソメラーゼ

Glucose isomerase

ストレプトマイセスルビギノーサス

Streptomyces rubiginosus

ストレプトマイセスルビギノーサス

Streptomyces rubiginosus

2019312日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0015」となる

20191015に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

13

リパーゼ

Lipase

ハンセヌラポリモーファ

Hansenula polymorpha

フザリウムへテロスポラム

Fusarium hetreosporum

201941日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0025」となる

20191015に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

14

タンパク質グルタミナーゼ

Protein glutaminase

クリセオバクテリウムプロテオリティカム

Chryseobacterium proteolyticum

-

2019916日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0047」となる

2020220に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

※ 上述した食品工業用酵素製剤の品質規格要求は「GB1886.174 食品安全国家標準食品添加剤食品工業用酵素剤」の規定に合致しなければなりません。

3) 認可された使用範囲拡大の栄養強化剤(2件)

NO.

名称

食品分類番号

食品名称

使用量(g/kg

受理、社会意見募集、認可公告(2020年年末まで)

1

セレン化カラギーナン

01.03.02

調整粉乳(児童用粉乳は除外する)

140μg/kg ~280μg/kg

201978日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0038」となる

201989に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

調整粉乳(児童用粉乳のみ)

60μg/kg ~130μg/kg

06.02

米及びその製品

140μg/kg ~280μg/kg

06.03

小麦粉及びその製品

140μg/kg ~280μg/kg

06.04

穀物粉及びその製品

140μg/kg ~280μg/kg

07.01

パン

140μg/kg ~280μg/kg

07.03

ビスケット

30μg/kg ~110μg/kg

2

6S-5-メチルテトラヒドロ葉酸カルシウム

01.01.03

調製乳(妊婦、産婦用調製乳のみ)

使用量は「GB 14880 - 2012 食品安全国家標準 食品栄養強化剤使用標準」中の「葉酸」に関する要求に合致しなければならない

2020113日に受理され、受理番号は食添新申字(2020)0003」となる

2020220に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

01.03.02

調製粉乳(児童用調製粉乳のみ)

調製粉乳(妊婦、産婦用調製粉乳のみ)

06.06

即食穀物(砕いたオーツ麦は含む)

14.02.03

フルーツ、野菜の汁(果肉)飲料(発酵型製品は含む)

13.03

特殊医学用途調製食品(食品分類番号13.01中の食品は除外する)

「葉酸」栄養素の由来として使用可能で、使用量は「GB 29922 2013 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」中の「葉酸」に関する要求に合致しなければならない

4) 認可された使用範囲拡大の食品添加物(10件)

NO.

名称

品分類番号

食品名称

最大使用量(g/kg

受理、社会意見募集、認可公告(2020年年末まで)

1

硫酸カルシウム

安定剤

凝固剤

06.05.02

澱粉製品

10.0

2019226日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0011」となる

20191015に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

07.04

ベーキング食品の餡及び表面用ペースト

10.0

08.02.01

半料理の肉製品(生肉に調味料を添加)

5.0

08.03.09

その他の熟肉

5.0

09.02.03

冷凍の魚肉練り製品(魚肉つみれを含む)

3.0

12.10.02.04

その他の半固体複合調味料

10.0

16.01

ゼリー

10.0

2

ローズマリーエキス

酸化防止剤

14.03.02

植物タンパク飲料

0.15(即飲状態で計算する。固体飲料は希釈倍数に基づいて換算する。)

201942日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0028」となる

201989に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

3

ステビオシド

甘味料

04.02.02.03

野菜漬け

0.23(ステビアの当量で計算する)

2019226日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0029」となる

20191015に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

04.02.02.06

発酵野菜製品

0.20(ステビアの当量で計算する)

04.04.01.05

新型豆製品(大豆タンパク及びその膨化食品、大豆素肉)

0.09(ステビアの当量で計算する)

05.01

カカオ製品、チョコレート及びチョコレート製品(カカオバタービスケット及びその製品を含む)

0.83(ステビアの当量で計算する)

07.03

ビスケット

0.43(ステビアの当量で計算する)

4

アセスルファムカリウム

甘味料

04.04.01.02

豆腐干類製品

0.2

三回受理された

2019123日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0006」となる

2019123日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0007」となる

2019731日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0040」となる

20191015に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された(注:総計三回の受理を共に認可)

06.06

即食穀物(砕いたオーツ麦を含む)

0.8

07.02

ペイストリー

0.5

14.05.01

茶(類)飲料

0.58(即飲状態で計算する。固体飲料は希釈倍数に基づいて換算する。

15.02

調製酒

0.35

5

植物カーボンブラック

着色剤

12.10

複合調味料

5.0

2019917日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0048」となる

20191015に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

16.06

膨化食品

6

dl-酒石酸

酸味料

04.02.02.03

野菜漬け

3.0(酒石酸の量で計算する)

2019116日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0051」となる

2020220に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

06.05.02.01

ヌードル、ヴェルミチェッリ

2.0(酒石酸の量で計算する)

7

ショ糖脂肪酸エステル

乳化剤

01.02.02

風味発酵乳

1.5

2019716日に受理され、受理番号は「添新申字(2019)0039」となる

2019129に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

8

紅麹紅色素

着色剤

04.04.01.05

新型大豆製品(大豆タンパク及びその膨化食品、大豆素肉など)

製造必要から、適量使用

2019515日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0032」となる

202061に社会意見募集を開始した

20201111に正式に認可された

9

クエン酸

酸味料

04.02.01.03

皮剥ぎ、角切り、糸切りの野菜

製造必要から、適量使用

202043日に受理され、受理番号は「食添新申字(2020)0012」となる

202061に社会意見募集を開始した

20201111に正式に認可された

10

スクラロース

甘味料

08.03.05

肉の腸詰め類

0.35

20191226日に受理され、受理番号は「食添新申字(2019)0055」となる

202061に社会意見募集を開始した

20201111に正式に認可された

5) 認可された使用範囲拡大の食品工業用加工助剤(3件)

NO.

機能

使用範囲

受理、社会意見募集、認可公告(2020年年末まで)

1

リン酸

食品工業用加工助剤

(自己消化促進剤)

酵素加工製品の製造工程

2019522日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2019)0034」となる

201989に社会意見募集を開始した

202062に正式に認可された

2

硫酸マンガン

食品工業用加工助剤

(発酵用栄養物質)

発酵工程

20191227日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2019)0056」となる

2020220に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

3

ポリリン酸ナトリウム

食品工業用加工助剤

(キレート化剤)

乳糖加工工程

(残留量は0.2g/kg

2019822日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2019)0043」となる

202061に社会意見募集を開始した

2020814に正式に認可された

まとめ

新規食品添加物の登録申請は三つの段階に分けられます。まず、NHCは申請を受理します。次に、CFSAは技術審査を行い、社会意見募集を開始します。最後に、NHCは正式に認可します。一般的に、新規食品添加物の登録申請に1年ぐらいの時間が掛かります。それに対し、使用範囲拡大の申請に所要な時間は少し短いです。

2020年、新型コロナの影響で、CFSAは登録申請の審査や認可作業の順調進行を保証するために、「専門家現場審査、企業オンラインビデオ答弁」の形式を初めて利用しました。2019年全年の状況に比べて、受理された申請は17件を増やし、社会意見募集を開始した申請は7件下がり、正式認可された申請はほぼ同じ(2019年は28件、2020年は30件)です。全体から見ると、新型コロナの影響が2020年新規食品添加物登録申請の受理及び審査認可に大した影響がないと考えられます。

なお、2020年全年の新規食品添加物登録申請状況から見ると、登録申請した新規食品添加物は主に酵素製剤領域に集中し、使用範囲拡大を申請した食品添加物は各領域にも及びます。この特徴は2019年全年の状況と類似します。生物工程技術及び科技発展の背景に、酵素製剤、栄養強化剤などの発展が速やかであると考えられます。

2019年全年新食品添加物登録申請状況について、詳しくは2019年新食品添加物登録申請状況のまとめにてご確認ください。

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